倫理観

ただのアイドルオタクの独り言です。

ゴリゴリのジャニオタがうたプリのマジLOVEキングダムを観た話

私はかれこれ13年程、ジャニーズアイドルのファンをしている者です。
現在は4つのFCに入会しています。

そんな人生の半分以上をジャニオタとして生きてきた私が、今話題の映画「うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEキングダム」を観に行ってきました。

「ジャニオタなら絶対楽しめる!」とのことで楽しみにしていたのですが、





そこはまさにドームでのライブ空間でした。
(天井的に東京ドームかな?)



全編がライブのこの映画。
上映中は、常に「これライブで見たことある!」という進研ゼミ状態。
自分が感じたことを新鮮な状態で記録しておきたいこともあり、今回はジャニオタ的目線から入国した感想を綴っていこうと思います。
 

多少の記憶違いがあるかもしれませんが、一度入国した時点で書いているので広い心でお読みくださると嬉しいです。


(ちなみに私はうたプリではカミュ推しです)





【overtune】
この謎の設定のOPあるあるですよね、「なんだこれ?」とか思いつつ担当の顔が良すぎるのと「これからこの人達に会えるんだ」というドキドキで脳内麻薬バシバシでるのがOPです。

ひとり一人の顔がバーン!って映るたびにキャ〜!ってなるのは最早恒例です、この次、私の担当くる、、あ、、ああ〜〜っっ!!?ってなるやつ。
OPのこれからライブが始まる感、夢の空間へ会場が一気に変わるあの感じが大好きなのでテンション爆上がりしました。


カミュがにこやかな顔でシェイクしながら登場したのには笑いました。



【ファンタジック☆プレリュード】
このメンステに建ってるお城見たことある!!!自畑のNEWSくんが現体制になって初めて行ったライブ「美しい恋にするよ」のやつじゃん!!?!

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(NEWS LIVE TOUR 2012 〜美しい恋にするよ〜より)


てかあんな高さから飛び降りたら危ないよ!!?危なっっ!!!って思わず言ってしまった。Jrに命綱的なやつ付けてもらいな??
歌う人のパートごとにフリフラがメンバーカラーに変わっていってたのが分かるって感じ。 
聖川真斗様がドームを完全に掌握なさっていて興奮しました。



【THE WORLD IS MINE】
めっちゃ四銃士(NEWSのDVDシングル)じゃん!?!?

カルナイといえばライブに雷を呼び寄せる。今回もやってくれましたね。
ああいう小道具使う演出大好きなのでアガりました。剣とか振り回す振り付け大好き。NEWSくんが一曲目に先から炎が出るなんかでかい銃みたいなやつとかでかい旗とか今回みたいなでかい剣とか持ってセンステの下から登場した時もかっこよすぎて卒倒しかけたけど(cf.NEWS LIVE TOUR 2017 NEVERLAND)、やっぱり武器を持つ顔が良い男っていいよね。

あと4人が外を向いたり内側を向いたりするエモい振り付けがあるんですが、私はメンバーが内側を向いてお互いの顔を見ながら歌う振り付けが大好きです。
例︰NEWS「フルスイング」

というか、これカルナイ4人はセンステ下にずっと待機してたってことですよね。開演前のファンの楽しみ〜!っていう声を4人が聞いてたと思うだけで、なんだか胸がうずうずしてきます。



【GIRA✕2★SEVEN】
謎にリアリティ溢れるワイヤーに釣られて登場して笑った。めっちゃSUMMARYすぎて「SUMMARYだ!?」って言ってしまった。
ワイヤー使った演出も好きなのでもれなくこれも好きです。自畑嵐さんが、国立でよく釣られながら会場中を舞ってたのを思い出しました。
ミュージカル「Endless SHOCK」でも、光一さんが客席の上をフライングする演出があったりします。優雅。最高。


あと、C&Rで客が「YES!」って言うタイミングに合わせて客席に文字が映るやつ。フリフラ(制御ライト)で文字を作る演出って最高ですよね。
嵐さんのドーム公演ではフリフラがそれはもうふんだんに、最大限にフル活用されるので、「私今演出の一つになってる」感がすごく味わえるんですよね。

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(ARASHI LIVE TOUR 2014 THE DIGITALIANより。
余談ですが、個人的にARASHI LIVE TOUR 2017-2018 「untitled」のフリフラ演出は凄すぎて圧巻なので見てください。)

イケメン回転寿司が見れて私は満足。
てかこの人たち、いつもステージを青い炎で燃やしてる気がする。
暗めの照明の中で、綺羅くんの目が猫みたいに一瞬輝いてたのを私は見逃しませんでした。
レーザービームが嫌いなオタクはいない。



【挨拶・MC】
MC入るのめっちゃ早いね?あとみんなよく喋るね。ここで「皆さんどうぞお座りください」ってメンバーに言われないと、立ったままでいるか体力温存するために一旦座るか悩むんですよね。分かる。


〜以下推し語り〜
カミュが「ごきげんよう」って言った直後に、会場にいたカミュ担の女が「ごきげんよう〜!」って返しててめっちゃ面白かった。
あとカミュがスタッフの「そろそろ準備お願いします」っていう指示を聞いた?と思われる時、一瞬だけ素の表情に戻ってたのが良いと思いました。
藍が喋る時、常に右端で見切れてるカミュちゃんかわいい。
他の人が喋ってる時も姿勢が完璧なの、流石です。
観客とC&Rするシーンで、珍しくめっちゃ良い笑顔で「せーの!!マジラブぅ〜〜???」(低音)って楽しそうに言ってたのがキュートでした。


嶺二がちゃんとマイボーイのことも気にかけてくれてたのが地味に嬉しかった。
櫻井翔くんもライブ冒頭の曲に合わせた自己紹介の時に「男性陣調子はどうだ!?野郎共調子はどうだ!?」っていつも聞いてくれるんですよ。最近は手越祐也くんも男性ファンのことを「ダーリン」と呼んでいますし。
こういう心遣い、男性ファンは絶対嬉しいと思います。


今更だけど、うたプリの世界ではうちわという文化はないのかな?
客みんなライト2本持ちだったし(ジャニオタは片手にライト1本、もう片方の手にうちわが基本のスタイル)。


【Up-Down-Up!】
ライブ序盤はアガる曲歌いたいよね!ヴァンくんこんなかっこよかったっけ?ってくらいかっこよかった。たまに一瞬だけ見せる雄っぽい表情が堪らん。普段バチバチの関西弁喋ってお笑い担当やってる丸山隆平くんが、ライブでベースかき鳴らしてるの見た時の感情と似てる。

お姫様だっことか、美風さんにファンの需要把握されてる……恥ずかしい……
唐突に謎の異空間に飛んでたのが面白かったです。



【エゴイスティック】
ジャニーズWEST伝説の1曲「愛の奴隷」まんますぎてびっくり。ステージから衣装まで完全にそれやん!?!いやこればっかりは是非調べて見てみてほしい。完全一致。
鎖、檻、ゴリゴリのサウンドと好きな人はめっちゃ好きなやつ。この衣装めっちゃ好きです。中指のリング?が生地に繋がってて、ベルトつけまくってるあれ。瑛一くんの表情がエッチでした。

これセンステ周辺の客は、前曲の時点でなんか出てきた!!?え、まってまって那月、いる……!!?!?ってザワついたに違いない。

サビで檻破壊しちゃった。



【Feather in the hand】
リフター高すぎ!しかも柵がない!!安全第一でお願いします!!!

お水の演出って最高ですよね。これは色んなグループで見たことある演出でアガりました。後の曲でみんなの視線がメンステにいってる間に、スタッフさんがステージにあがって必死にフキフキするやつですね。

入りのカミュ様が宗教画すぎて、愚民の私は静かに両手を合わせるしかなかった。
カミュと真斗の髪が風に吹かれてる様子がそれはもう神々しくて、あ、良い匂い……とするはずのない香りを感じました。髪の毛にこだわる作品は良い作品。


ドームの屋根に映像を映す演出、実際はあんなに綺麗にくっきりはっきりは映らないんですよね……それでもとっても綺麗ですが。

腰のヒラヒラが最高な衣装。カミュ様のお可愛らしいお尻が見られちゃう。衣装さんありがとう。



【相愛トロイメライ
フード被ったらオタクは喜ぶってバレてる!!?!?加藤シゲアキさんよく軽率にフード被りますよね。演劇仕立てっぽいソロ曲もたまにやらかしますよね。百合が更に「ぽい」……。
爪痕を〜のところの振り付け最高。思わず真似しちゃうやつ。

普段おちゃらけてる嶺二がたまに見せる闇深い目が好きです。



【Colorfully☆Spark】
C&R曲大好き〜!!一体になれるよね!!!でもこの曲ちょっと、いやだいぶ難しいね!!?付き添いで来た人はわけわかんなくて死ぬやつだね!? 
 
演出でいっぱい浮いてた○○くん(ごめんなさい名前忘れました)、可愛いんだけど、スタンドで野鳥の会やってるオタクは「ごめん!見えない!ちょっと邪魔!」って双眼鏡覗きながら言ってたに違いない。  


カレイドスコープ】 
唐突に始まるキングオブプリズム。
曲の初めはおっメンステ→センステに移動するキスマイのアレかな?って思ったけど、気づけばそこは異次元空間。

スタンドの出入り口が爆発したと思ったらなんかボード出てきてめっちゃ笑った。キンプリの波動を感じる……
でもこれ天井のファンに優しいね。デジチケ見たら40ゲートで「最悪〜」ってなってるオタクも、この曲のときは野鳥の会しなくてすむね。演出考えてくれた人ありがとう。

NEWSくんも去年と今年の冬、ドームのかなり高い位置で遊泳してたことはあるけどこんなに動き回ってはいなかった。無理



【MC(ユニット)】  
この人たちめっちゃ喋るね!?KinKiか!!?なんなら歌ってる時間より喋ってる時間の方が長いのでは……
会場のオタクが、誰かが何かしら言うたびに適宜「はぁぁ……///」だの「きゃ〜〜!!!」だの言ってるのが合いの手みたいで面白かったです。


音也くんが「アイドルの存在」について語っていて(最後のMCだったかもしれない)、手越くんが「俺の存在理由はステージで輝いてる姿をファンに届けること。ファンがいないと俺は存在できない。」※ニュアンス って言ってたのを何故か思い出しました。

真斗の耳掛けとカミュ先輩が好きです!で死なないオタクはいるんでしょうか?
別事務所の後輩に笑顔で圧をかけるカミュと、咄嗟に機転をきかせる真斗に笑った。



【愛を捧げよ〜the secret shangri-la〜】
まさにHE★VENS!って感じの曲で好き。鳳瑛一くんまつ毛長すぎて、この曲にて付き添いで来てたオタクの弟を一瞬で落としたよ、間違いない。
鳳兄弟の絡みに狂喜してしまった。感謝カンゲキ雨嵐

あっ!ムービングステージだ!!!って思ったら、まさかの天井から吊っててビビった。普通のムビステでも割とガコンガコン揺れて踊りにくそうなのに、これ絶対めっちゃ揺れる。めっちゃステージ揺れててファンも「大丈夫かな……」ってちょっと心配になるやつ。
これはアリーナ入りたいですね。透明なムビステの真下から流れていく担当を眺めるの大好きなんです。担当の下からのアングルなんて滅多に見れませんから。考案してくれた松本潤くん、本当にありがとうございます。



【FLY TO THE FUTURE】
歯車に4人それぞれが乗ってる!!?めっちゃかっこいい!!!やばい!!!!って興奮しっぱなしだった曲。これ頑張ったら再現できそう。
「お前らがくれたからだ」(?)あたりでカミュが蘭丸に向けて指を指す→にやっと笑う蘭丸(2推し)で死んだ。普段は仲が良いとは言えないけれど、歌が絆を繋げてくれるんですよね。ありがとう……

会場のみんなで声を揃えて「FLY TO THE FUTURE」って歌ってる時、カルライ2rdを思い出しました。
カルナイの4人が、ファンに向けて歌った曲。大切な一曲です。



【ウルトラブラスト】
消防法大丈夫!!?
あれ絶対オタクの何人かはご臨終してると思う。でも炎を使う演出大好きだから最高でした。あれがそこそこ席遠くても意外と熱いんですよね、あつっ!あっつ!!ってなるやつ。スタリの7人が歌い終わりに汗かいて息切らしてましたけど、「そりゃ暑いわな」って感じでした。 

7人が前からどんどん脇にはけていく振り付け、曲調はだいぶ違うけど、嵐「Monster」の「(Just One)君の手を(Two)愛の手を(Three,Four & Five)抱いて眠りたい」のところで相葉→櫻井の順ではけて潤くんの麗しい流し目でフィニッシュする振り付けとちょっと似てる(分かる人には分かるやつ)。

軍服?っぽい凝った衣装めっちゃ好きです。



【MC】
上記の通り私はカミュと蘭丸が好きなので、まさかライブで「愚民!」が聞けるとは思ってもみなくて黄色い歓声を上げてしまいました。
シンメが絡むと思わず変な声でちゃいますよね。この2人はシンメじゃないけど。

これ多分カミュの素普通にファンにバレてますよね。ちょーっと蘭丸に煽られただけで、ステージ上でキレちゃう煽り耐性の無さ(好き)。ASAS?でも「本当は性格悪いですよね?」って握手会でファンに言われた、みたいなこと言ってた気がするし。
不満そうな顔がしばらく映ってたの面白かった。


嶺二が「quartet=4。この4人じゃなきゃダメ」※ニュアンス 的なことを言ってましたが、NEWSくんも同じようなことを言ってたのを思い出して嗚呼……ってなりました。


また、音也くん真斗くんが「永遠なんてないから、せめて今だけでも夢を見ていたい」※ニュアンス 的なことを言ってたのが、もうなんかアイドルの真理をついた言葉だなあ、と思ってじーんとしてしまった。


そう、永遠のものなんてないんです。いつかは離れる時が、離れなければいけない時が来る。

「推せる時に推せ」とはまさにその通りで、推し活ができることは決して当たり前のことじゃない。
嵐さんの活動休止のこともあり、なんだか胸に沁みた言葉でした。 



【マジLOVEキングダム】
ロッコだ!!!最後の曲はトロッコ乗りがちなの分かる!!!!良かったねスタンドのオタクたち、アピールタイムだよ!!!
それぞれのトロッコに固定カメラがついてるのも鉄板ですよね。

NEWSくんのライブでも汽車が出てきたことはあるけど、流石に空は飛んでなかった。

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(NEWS LIVE TOUR 2017 NEVERLANDより)


ドームの天井が開いて汽車が飛んだところで、まあオバレの例のアレを思い出しました。

お手振りをするカミュ様の皇族みがすごい。
カミュとセシルが二人で並んで仰々しくお辞儀してたのが、貴族み溢れてて最高に良かったです。

風船の中に銀テが入ってるの素晴らしい。アリーナでは銀テ争奪戦が発生してると思うとアレだけど。
 

EDでリハ風景流してくれるのもあるあるですよね。
カミュがユニット練の時に髪括ってたの良きでした。




※以下、少しだけ追加アンコールのネタバレを含みます。ネタバレされたくないという方は見ないでね!


【Welcome to UTA☆PRI KINGDOM!!】
アンコールでツアーTシャツ来て出てくるの大好き……わーいおそろいだー!!!って軽率に喜んじゃう……
パレスがお互いにお互いのマイクを向けて歌ったり、ルーレットがハグしたり、もう何がなんだかでパニックで、正直あんまり覚えてません。

でも、この歌を18人で歌えて本当に良かったなと思います。






格安なお値段でこんなに楽しいライブに参加できて、かつ何回も楽しめるなんて、なんてお得なライブなんでしょう。



何よりペンライトを思う存分振って、みんなで歓声を送るのが楽しすぎる。
ドームのライブって、この夢が現実になる感じが最高なんだよなあって思わせてくれるライブでした。



「最近現場ないなぁ〜」って退屈してるジャニオタは是非観に行ってみて!ドーム履修してたら絶対楽しいから!!履修してなかったとしても演出とか見てると面白いから!アイドルのキラキラを思う存分浴びられるよ!



うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEキングダム、とっても面白いので是非劇場へ足を運んでみてください!



(ジャニーズのコンサートも映画館で上映会とかしてほしいなあ……と思ったり。無理だとは思いますが) 



※追記(2019/08/23)
こちらの記事は初めてマジLOVEキングダムに入国した際に書いたものなのですが、これを機にドハマりしてしまった私は最終的に17回入国……いや帰国してしまいました。
円盤化待ってます。

DIABOLIK LOVERS プレゼン資料~逆巻編〜

 

 

 

 

唐突ですが、貴女はDIABOLIK LOVERSという作品をご存知でしょうか。

 

 

もともとはRejetから発売された「ドSヴァンパイアから吸血(愛)される」というコンセプトで発売されたシチュエーションCDです。

ドSヴァンパイアが水音をたてながら血を啜るというあまりにぶっ飛んだ内容と、登場人物の性格の破綻っぷりから一部の女子からの人気に火がつき、PSPとvita専用の乙女ゲームがこれまでに10作品が発売されています(ファンディスク・移植作品を含む)。

 

~あらすじ(公式HPより)~

主人公・小森ユイはごく普通の高校生。 ただ小さい頃から少し周りで変わったことが起きるだけ。

高校二年生になったとき、父の転勤のため神無町という街の学校に転校することになる。 転校先は「嶺帝学院高校」という、芸能人やセレブの為の夜間学校。 その一見華やかにみえる裏で、不吉な噂が絶えず囁かれている学校だった。 いわくつきの噂の中には「ヴァンパイアに襲われた生徒がいる」というものも……。

 

 そして、居候先である父の親戚の逆巻家は、 街でも噂の最悪な六人兄弟が住む『オバケ屋敷』と呼ばれる場所で——。

突然、性格最悪な六人兄弟と同居することになった主人公。 しかも彼らはただの人間ではなく……。

——何かに引き寄せられるような小さな期待を感じながら、 不安と恐怖の新しい生活が始まろうとしていた。

 

 

 

という謳い文句で売り出しているのですが、手早く言うと歪んだマザコン兄弟を愛と血の力で厚生させよう!というゲームです。

 

あらすじの通り、このゲームに登場するキャラクターはもれなく全員ドSです。しかし、一口にSといっても俺様、ツンヤン、アイドル、ツンデレ、無気力、執事、農業、ヤンデレなどなど各々が違った傾向のSなので、展開が金太郎飴になることなく様々な愛の形を楽しむことができます。

 

DIABOLIK LOVERS を既にご存知の方は「手を出しづらい乙女ゲーム」という認識をしている方もいらっしゃるかと思います。

実際私自身も、プレイ中は攻略対象の理不尽な犯罪行為嫌がらせにゲーム画面に向かって思わず「何故そうなる?」とツッコミを入れてしまうことが多々ありました。

 

しかし一見ただのぶっ飛び集団に見える彼らもまた、乙女ゲームの攻略対象には必須とも言える「心の闇」というものを抱えています。 彼らの心を知ることで、ディアラバの見え方も少し変わってくると思うのです。

 

そこで今回はディアラバのいちファンである私が、攻略対象であるヴァンパイア達のプロフィールや嗜好を詳しくご紹介していこうと思います。 この記事を読んで、ディアラバに少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。

 

 

本記事では無印からのおなじみメンバー、逆巻6兄弟についてご紹介します。

しばしの間お付き合いください!

 

 

 

 

逆巻兄弟は長男から順に シュウ(19)レイジ(18)アヤト(17)カナト(17)ライト(17)スバル(16)の6人兄弟です。

(以下に画像掲載)

 

( )内は年齢ですが、彼ら曰く「本当の年齢とは違う」そうです。しかしプレイしていると彼らの自由奔放っぷりに、「こいつら本当は生誕五年目くらいなんじゃないのか」と思わせられたことは数知れずです。

 

 

ディアラバの原点とも言える第1作目のシチュエーションCDで華々しくデビューした彼らは、そのおよそ女性向けCDの人物とは思えない残虐性と頭のネジの飛びっぷりに世間の一部をザワつかせました。

 

http://sp.nicovideo.jp/watch/sm16366419?cp_in=wt_srch

(初期のCD紹介動画。ニコニコ動画に飛びます)

 

命に関わる虐げを受け続けるこの初期CDは耐性を付けるにはうってつけなので、部屋を真っ暗にして聞いてみよう!

ちなみに初期なので愛はほぼありません。新作になるにつれて優しくなっていく仕様となっています。

 

6人兄弟といっても、全員が全く同じ血を継いでいるわけではありません。父親は皆同じですが母親は違う、腹違いの兄弟です。

全員の父親は、魔界の王であるカールハインツ。

長男シュウと次男レイジの母親はベアトリクス

三男アヤトと四男カナトと五男ライトの母親はコーデリア。ちなみにこの三人は同い年の三つ子です。

そして末っ子のスバルの母親はクリスタで、彼のみ実質1人っ子とも言えます。

 

結束力が高く仲が良い無神兄弟と違い、逆巻兄弟はお世辞にも仲が良いとは言えません。しかし、魔界の王で父親でもあるカールハインツの命令とはいえ、6人でカラオケに行ったり遊園地に行ったり、共に行動する機会は沢山あります。

特に、特典ドラマCDなどではよく兄弟みんなで行動している姿を確認することができます。

 

(DIABOLIK  LOVERS LUNATIC PARADEより。 兄弟みんなで仲良くBBQ)

 

 

ゲーム本編がドシリアスを突っ切っている代わりに、ドラマCDでは全力でおふざけをしているのが恒例です。

本編では見られないキャラクター達の愉快な姿もといキャラ崩壊を見ることができるので、お口直しにおすすめです。

 

もし現時点でディアラバに興味を持っていただけている方がいれば、このドラマCDをお試しで聞いてみるのも良いかと思います。トラブルメーカー、不憫役、お世話役…などなど、キャラクターの大体の立ち位置が見えてくることでしょう。

 

個人的に選んだオススメのドラマCDをいくつかご紹介しておきますので、もし機会があれば聴いてみてください。

 

  • 「キノコ凶奏曲」シリーズ
  • ヴァンパイア★ジュース~届けられたお歳暮~
  • 「入れ替わり騒動」シリーズ
  • 逆巻家特製・究極のたこ焼き屋台!?
  • 兄たちの座談会
  • 弟たちの座談会
  • 働かざる者!?喰うべからず
  • 修学旅行のヴァンパイア~プリンセスランド炎上~
  • 華麗なる登山への誘い~誘惑は焼肉の香り~ ※出オチ
  • ブラザーズコンプレックス~棺桶の中の君へ~

 

他にも体育祭や文化祭、テスト勉強のお話などたくさんのドラマCDがあるので、気が向いた時に検索してみてください。どのドラマも本編との差が相まってとても面白いです。

全員本編と違ってとてもコミカルですが、特に次男のレイジのキャラが崩壊していることが多いので、彼のことが好きな方や気になる方は是非聞いておくことをお勧めします。

 

 

 

こういった一面も覗かせてくれる一方で、ゲームの逆巻兄弟は基本的には殺伐としています。ルートによっては兄弟皆殺し……等の展開も普通にあります。

ただ、お互い嫌い合っていても一番の理解者もまたお互いであったり、長く苦しい旅に出る兄弟に「死ぬなよ」と声をかけていたりするので、心底仲が悪いというわけではなさそうです。

 

ナンバリングを追うにつれて、兄弟間の不思議な繋がりが生まれてくることもディアラバの面白い点です。

4作目にあたる「DARK FATE」は、それを顕著に感じることができるのでオススメです。

 

カーディガンを着た金髪がシュウ (cv.鳥海浩輔)

眼鏡の執事っぽい黒髪がレイジ (cv.小西克幸)

首にネクタイを巻いた赤髪がアヤト (cv.緑川光)

テディベアを抱いた隈のある紫髪がカナト (cv.梶裕貴)

帽子を被った茶髪がライト (cv.平川大輔)

片目の隠れた銀髪がスバル (cv.近藤隆)

 

攻略対象全員が「嶺帝学院高校」という芸能人や金持ち御用達の夜間学校に通っており、主人公・小森ユイも同じ学校に通うことになります。学年はアヤト達と同じで、登場人物ではスバルだけが年下にあたります。

(ちなみにシュウは1年留年しています)

 

ちなみに何故夜間学校なのかというと、彼らヴァンパイアは夜行性なので昼間は寝ています。なので彼らの家に居候する身である主人公も、普通の人間でありながら同じ生活を強いられます。

迷惑の極みですが、彼らに逆らう=死を意味するので従うしかありません。とても理不尽な世界です。

 

 

実は、主人公・小森ユイにはとある秘密があり、彼ら逆巻兄弟とユイはある関係があります。

どうしてユイは逆巻邸へ居候することになったのか。

ユイ自身のルーツ、秘密、そして彼女の血が特別な意味とは何なのか。

ユイと逆巻兄弟を繋ぐものとは何か。

 

それはゲームをプレイすることによって判明します。

 この作品を知るにあたって重要なポイントとなってきますので、気になる方は是非ゲームをプレイしてみてください。

 

また、各キャラの抱えている闇や過去もそれぞれ違います。

彼らの歪んだ価値観は、彼らの幼い頃の経験が深く関係しています。真実を知れば、理不尽な彼らのことがだんだん愛しく思えてくるので不思議です。(ちなみに二作目であるMORE BLOODからは、彼らのとっても可愛い幼少期のビジュアルを見ることができます)

 

なお、ここまでオススメしておいてなんですが、メリーバッドエンドが多い作品ですので薄暗い雰囲気が苦手な方はプレイを避けた方が良いかと思います。

作風が合うか不安な方は、一度公式HPやニコニコ動画でサンプルボイス等を聞いてみてください。そして「いけそう!」と思った方は、是非ゲームやシチュエーションCDを手に取ってみて下さい。この作品の魅力がきっと伝わるはずです。

 

 

http://dialover.net/

↑公式ポータルサイト

『GAME』から各タイトルのHPに飛べます

 

http://sp.nicovideo.jp/watch/sm25061212?ref=search_patternc_num2&cp_in=wt_srch

↑ゲームのOP集(DARK FATEまで)

 

http://sp.nicovideo.jp/watch/sm21921297?ref=search_patternc_num1&cp_in=wt_srch

↑サンプルボイス集

 

 

このゲームは、決して万人受けするものではないでしょう。

 

しかし、あえて私はこのゲームについてご紹介しました。

その内容の突飛さに最初は戸惑うかもしれません。ですが、一旦ハマるととても奥深い作品であることに気がつくことかと思います。

 

笑いあり、涙あり、そして恐怖あり。

貴女もヴァンパイアの兄弟と、過去、現在、そして未来を分かち合ってみませんか?

 

 

 

 

閲覧ありがとうございました!